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皆さんこんにちは!
株式会社横浜ベイトランスの中西です。
~海上コンテナ輸送のリアル~
私たちが日常で使っている商品──服、食品、家具、雑貨、家電、資材。
その多くは、実は“コンテナ”に乗って海を渡り、港に到着しています。
そして、そのコンテナを 港から物流倉庫・工場・お店へ運ぶ仕事 が、
海上コンテナ・トレーラー運送業 です🚚⚓🌏✨
「ただ運ぶだけでは?」と思われがちですが、実はこの仕事、
運送業界の中でも特に専門性が高く、複雑で、責任の大きい仕事 なんです。
今回は、海上コンテナ輸送の流れ、ドライバーの技術、危険性、専門ルール、1日の仕事の流れまで、深くリアルに紹介していきます。
目次
海上コンテナとは、世界共通規格で作られた大型貨物箱のこと。
国境を越えた物流の主役です。
代表的なサイズ👇
20ft(長さ約6m)
40ft(長さ約12m)
ハイキューブ(背が高いタイプ)
リーファーコンテナ(冷凍・冷蔵)
危険物コンテナ
これらのコンテナを専用の シャーシ(台車) に載せ、トレーラーで運びます。
一般の大型トラックとは異なる、独自の難しさがあります。
中身によっては 総重量30tを超える ことも。
貨物の偏りで重心がズレることもあり、急カーブや横風には特に注意が必要です。
コンテナ搬出・搬入には、港ごとの特殊ルールがあります。
ゲートでの手続き
荷主コード
輸入・輸出の書類
ピンロックの確認
バースの待機ルール
慣れるまでは覚えることだらけ。
一般貨物と違って、自分で荷物を積むわけではないため、
港湾スタッフとの連携がとても重要です。
「船から降ろしたばかりの荷物を、今日中に倉庫へ」
というケースが多く、遅延は許されません。
港での違反は非常に厳しいです。
ヘルメット・反射ベストは必須。
スマホ使用も厳禁。
ピンロック忘れは重大事故につながります。
ドライバーの1日は早く、港の稼働時間と共に動きます。
コンテナ輸送は点検が命。
ブレーキ
エア圧
シャーシの異常
ピンロック
タイヤ摩耗
車両下回り
ランプ類
ここで見落としがあると事故に直結します。
朝は港が混み合うため、早めの行動が必須。
輸入・輸出の書類を提出し、スキャナーを通り、ヤードへ入場。
ガントリークレーンがトレーラーのシャーシにコンテナを載せます。
「すごい迫力!」と思う反面、
落下・接触リスクがある緊張する瞬間 です。
高速道路・市街地・物流倉庫・工場へ。
カーブや横風に神経を使いながら安全運転。
倉庫や工場で荷物を降ろしてもらう。
その後、空のコンテナを港へ返却する“ドレージ”が一般的。
混み具合により待機も多く、港での時間管理が勝負。
長い1日が終了。
トレーラーは車長が15m以上。
バック・カーブ・車線変更が非常に難しい。
中身の偏りを想定した運転は経験が必要。
港湾エリアは一般道とは別世界。
ルールを知らないと入れません。
船のスケジュールに合わせるため、段取りが命。
スピード・積載・ピンロック確認……
すべてが“事故を防ぐ”重要作業。
大変そうに見える仕事ですが、魅力もたくさんあります。
物流の最前線で働くカッコよさ
スケールの大きい仕事
港という非日常空間で働ける
国際物流に関わる誇り
技術が高く評価される
経験がそのまま“価値”になる
「運転が好き」「大きい車が好き」
そんな人には最高の仕事です🚛⚓✨
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